ダイハツの軽自動車、タントカスタムのテレビCMで有名になった「ベタ踏み坂」。正式名称は「江島大橋」です。鳥取県境港市と島根県松江市を結ぶ橋で、下に船を通すために橋桁が高くなりました。
境港市の中心地から近く、カーナビに頼ればアクセスは簡単です。しかし、実際に近くで見たりクルマで走ったりしてもそれほど迫力はありません。勾配も思ったより緩やかで、ベタ踏みする必要は全くありません。「なんや、こんなもんか」で終わってしまうと思います。でも、ここで諦めて帰ってはいけません。
実は、ベタ踏み坂を見るためにはコツが必要。まずは、境港市側ではなく、松江市側から見ることです。目印は「ファミリーマート江島大橋店」。
この場所からでも十分迫力がありますが、もっと迫力あるベタ踏み坂を見たい方は島根県道338号で隣の「大根島」まで行きましょう。ベタ踏み坂からかなり離れてしまうため不安になりますが、海岸線をしばらく走っていると、対岸に小さくベタ踏み坂が見えてきます。
ここで欠かせないのがカメラの「ズーム機能」です。ズーム機能を使用することで、迫力ある写真を撮ることができます。そう、ポスターなどで使われている写真は普通に撮影したものではなく、カメラをズームすると距離が縮んで見える仕組みを利用したものだったのです。そのため、ベタ踏み坂をバッチリ撮るためには、なるべく性能の高いカメラを用意することをオススメします。
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