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執筆者の写真うらのりょうた

『翔んで埼玉』観てみた

2019年に実写映画化され、衝撃的な内容で話題になった『翔んで埼玉』。2月8日に地上波初放送されることを記念してレビューしてみました(ネタバレ注意)。

19XX年、東京都では埼玉県が激しい迫害を受けていました。「武蔵国の余り物」、「熊谷はほぼ群馬」、「浦和は埼玉都民」、「ひらがなのさいたま市はダサい」、「埼玉というだけで口が埼玉になるわ」、「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ」、「一緒にいたらさいたまがうつる」、「海なし県」と言われ放題。埼玉県人にとって、夢のまちは東京・池袋であり、西武百貨店と東武百貨店が象徴的に描かれています。また、ラジオ局の「NAC5」がアイデンティティとなっています。


群馬県の扱いはさらに醜く、「未確認生物の出没で非常事態宣言」などもはや人として扱われていないです。

東京都内でもA組は赤坂、青山、E組は田無、八王子など地域によって格差があります。


一方、千葉県は埼玉県と同じような扱いを受け、「ヌーの群れがいる」、「野田ナンバーは木製」、「醤油の香り」、「ピーナッツ」と散々な言われよう。埼玉県と千葉県は結束して県人の解放を目指します。


物語は終始、東京>神奈川>埼玉千葉>>>群馬という構図で展開します。この映画を観れば、関東地方の相関図は丸わかり。最終的には埼玉県人が誇りを持って郷土を愛することができる内容となっていました。

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