北海道の象徴的な景勝地の1つ、えりも町(えりもちょう)の「襟裳岬」。
クルマで浜辺を走るのかと思いきや、丘陵地帯のような場所から向かいます。
風がやばい。とにかくやばいー。それがクルマから降りた時の第1印象です。降りる前から風が轟きクルマが揺れています(一瞬、地震かと思うほど)。危機感を覚えるレベルでした。訪れたのは8月でしたが、厚手の長袖パーカーを羽織ってもなお寒い。それもそのはず、えりも町は年平均風速が日本一で、風速10㍍以上の日が、年間260日以上もあります。
理由は北海道の背骨ともいわれる日高山脈の先端が津軽海峡に突き出て、ググッと海底に沈んでいく地形。特異な光景は自然の壮大さを感じさせます。
また、年間を通して冷涼な気候で、観測史上最高気温は2020年8月29日の26.7度です(2022年現在)。
えりも町から広尾町へと続く「国道336号」は建設に金を敷き詰めるほど莫大な資金が費やされたことから「黄金道路」と呼ばれています。長い長い「えりも黄金トンネル」はとてつもない建設費がかかったのだろうと想像できますが、数台しかすれ違いませんでした。
私が訪れた2022年8月2日の気候
最高気温18.8 (03:20)
最低気温16.6 (01:00)
最大瞬間風速15.5 (08:30)
札幌
最高気温 26.3 (11:20)
最低気温19.7 (00:10)
新千歳ー函館ー襟裳岬の総走行距離1390㌔
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