赤いポスト(日本全国)
日本の郵便ポストといえば「赤」ですが、理由はご存知でしょうか。正解は「目立つから」というシンプルなもの。元々、日本では黒色のポストが普及していましたが、1908年以降、イギリスでも採用されていた赤色に変わっていきました。
ピンクのポスト(島根県松江市ほか)
旧日本銀行松江支店を観光拠点として再生させた「カラコロ工房」に設置されています。幸運を招くとされています。
青いポスト(千葉県九十九里町ほか)
青い空と青い海をイメージしたポストです。ちなみに、本来、青色のポストは速達用。日本経済新聞によると、1956年に誕生しましたが、現在全国に約18万本設置されている郵便ポストのうち、青色のポストは39本と絶滅危惧種となっています。東京に6本、東海エリアが6本なのに対し、大阪市内は27本と約7割が集中しているそうです。
緑のポスト(香川県小豆島町ほか)
道の駅「小豆島オリーブ公園」には、小豆島の特産品であるオリーブの色をモチーフにしたポストが設置されています。また、愛知県西尾市には抹茶の色をモチーフにしたポストが設置されています。
黄色いポスト(長野県飯山市ほか)
北信州に春の訪れを告げる飯山市の菜の花をモチーフにしたポスト。菜の花の丘にある飯山市立東小学校に設置されています。菜の花の黄色は幸せの黄色。
白いポスト(香川県土庄町ほか)
小豆島屈指の観光スポットである「エンジェルロード」に設置されています。天使がモチーフにされており、天使の羽やハートマークのデザインが可愛らしいです。
千葉県銚子市の犬吠埼には白亜の灯台に並び白いポストが設置されています。
黒いポスト(神奈川県藤沢市ほか)
今でこそ日本の郵便ポストといえば「赤」ですが、元々は黒色でした。日本で初めてポストが設置されたのは1871年。そして、翌1872年から全国に黒色のポストが普及していき、黒色のポストの時代は1908年まで続きました。神奈川県藤沢市江の島の仲見世通りにある江ノ島郵便局などで当時の姿を観ることができます。
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