世界的なスノーリゾートであるニセコ町。
町名はスノーリゾートを代表する名峰「ニセコアンヌプリ」に由来しますが、元々は狩太村という名前でした。
1963年にニセコエリアが国定公園に指定されると、狩太駅の駅名をニセコ駅にしようという機運が高まります。しかし、地名ではなく、しかもカタカナである駅名に国鉄(現JR)が難色を示しました。そこで駅名を変える動きは町名を変える動きにまで発展。1964年にニセコ町が誕生し、滋賀県マキノ町(現高島市)に次ぐ、2例目のカタカナ町名となりました。1968年には国定公園への玄関口としてニセコ駅が誕生し、国鉄初のカタカナのみの駅名となりました。
「道の駅 ニセコビュープラザ」には多摩、所沢、湘南、一宮、三重、滋賀、和泉、神戸、姫路など全国津々浦々のキャンピングカーのナンバープレートがありました。
【参考文献】
ニセコ町百年史編さん委員会 編『ニセコ町百年史』ニセコ町、2002
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