top of page
執筆者の写真うらのりょうた

上士幌町〜タウシュベツ川橋梁のまち〜

大雪山の東山麓、十勝平野の奥地に位置する上士幌町(かみしほろちょう)。


「糠平湖(ぬかびらこ)」は糠平ダムによってできた人造湖です。フィッシングやキャンプなどアウトドアにピッタリの環境。

糠平湖

糠平ダム

1〜5月頃、水位が下がると、国鉄士幌線の幻の橋「タウシュベツ川橋梁」が湖底から現れ神秘的な姿を見せます。1937年に建設されましたが、1955年に糠平ダムが完成したことで湖底に沈み、1987年には士幌線自体廃線となりました。堅牢なコンクリートのアーチ橋ですが、水圧などによる崩落が進んでいます。


タウシュベツ川橋梁の展望台へは国道273号の駐車場(路肩)にクルマを停めていきますが、目印が少なくわかりにくいです。そして展望台までは森林の中を歩いて5分ほど。入り口に「ヒグマ出没注意!」と書いてあり足がすくみます。展望台から橋梁までは少し距離があり、肉眼では小さく見えます。

ヒグマ注意

6月末に訪問。左奥がタウシュベツ川橋梁と思われます

タウシュベツ川橋梁の説明

下の沢陸橋。上士幌町にはタウシュベツ川橋梁以外にも士幌線の廃橋が点在します

上士幌町と上川町の境にある国道273号の「三国峠」は北海道の国道の中で最も高い地点にあります(1139㍍)。真っ赤な松見大橋と樹海のコントラストは圧巻。体ごと飲み込まれそうなダイナミックさに足がすくみました。オススメの撮影ポイントは三国峠に整備された展望台か、松見大橋の1本先の緑深橋。

真っ赤な松見大橋と樹海のコントラスト。竜のよう

閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page