最大の見どころ:関宿水閘門
【最後に訪れた日20190725】
五感で味わう!五霞町(ごかまち)は関宿水閘門(せきやどすいこうもん)のまちです。茨城県で唯一利根川の右岸にある自治体です。利根川、権現堂川、中川、江戸川と4つの川に囲まれた珍しいまちです。茨城県の利根川左岸、埼玉県、千葉県に囲まれるような形になっています。利根川流域の氾濫原に誕生し、江戸時代から明治時代にかけて、130年間で実に31回もの水害を記録しています。それでも五霞町が栄えたのは稲作に適していたからです。近年、大規模な水害に苦しむ日本を救うヒントが五霞町にはあるかもしれません。
中の島公園は利根川と利根川から枝分かれして東京湾に注ぐ江戸川の分岐点にあります。1927年に完成した「関宿水閘門」は水位を調整して舟運を支えました。水門ができるまでは「棒出し」と呼ばれる大量の丸太を打ち込んで川幅を狭める構造でした。2003年には土木学会選奨土木遺産に選定されました。
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