伊豆市(いずし)は修禅寺(しゅぜんじ)のまちです。「熱っ!!」。お参りをするために手を清めようとしたら、なんとお湯ではありませんか。これは近くの修善寺温泉の源泉を掛け流ししているためです。全国的にも珍しいのではないでしょうか。冷水だと思い込んでいただけに、その日1番のリアクションが飛び出しました。修禅寺は空海が807年に創建した寺院。地名や温泉の名前は修善寺なので要注意です。
修善寺温泉は伊豆半島で最も歴史ある温泉です。2007年で開湯1200年を迎えました。シンボルは独鈷の湯(とっこのゆ)で、空海(弘法大師)が開湯したと伝えられています。しかし、現在は保全などの関係からお湯に浸かることができなくなっており、残念でした。しかし、修禅寺周辺は伊豆の小京都と呼ばれているとおり、歩くだけでも風情を感じることができます。
温泉街の真ん中を貫く桂川の周辺には竹林の小径や美しい5つの橋が整備されています。橋それぞれに恋にまつわるご利益がありますので是非渡ってみてください。新井旅館は国の登録文化財です。昼ごはんは水ぐちさんでいただきました。川沿いで涼みながらそばをすすりました。
修禅寺から南へ登っていくと、浄蓮の滝(じょうれんのたき)があります。日本の滝百選にも選ばれています。近くには道の駅のように無料駐車場や売店が完備されています。名産・ワサビのモニュメントがお出迎え。
そこからさらに南へ登ると、右手に道の駅天城越えがあり、いよいよあの有名な天城越えです。
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