倉吉市(くらよしし)は白壁土蔵(どぞう)のまちです。まちのシンボルはまちの中心にあり天女伝説が残る標高204㍍の打吹山(うつぶきやま)。室町時代に打吹城が築城されると、城下町として発展し、江戸時代に入ると陣屋町として栄えました。「倉吉白壁土蔵群」は繁栄の象徴であり、白壁土蔵と赤瓦のコントラストがとても美しいです。国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
白壁土蔵群の東側、研屋町と堺町の間にある橋付近は白壁土蔵群と打吹山が同時に収まる絶好の撮影スポットです。青色の「堺町排水樋管」が目印です。
主要な建築物は特産品やお土産を取り扱う「赤瓦一号館」を筆頭に赤瓦一号館~十六号館まであります。散策がてら、すべて制覇するのも面白いかもしれません。
「大蓮寺」は1955年に再建した鉄筋コンクリート造りのモダンな本堂が印象的です。
「打吹回廊 (うつぶきかいろう)」は倉吉銀座商店街沿いに2019年にオープンした複合施設です。土産品店やカフェ、レストランが入り、地上15㍍の展望台からは打吹山や赤瓦のまちなみを見渡せます。
「淀屋」は1760年に建てられた市内最古の町屋です。大阪の豪商「淀屋」と密接な関係を持っていたとされます。
歴史と文化があり、歩いて楽しい倉吉市。倉吉という地名は「暮らしよし」という言葉からきているとも伝えられています。
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