八街市(やちまたし)の基幹産業は千葉県の名物でもあるピーナッツ(落花生)。この地域は最適な土壌とされ、大正初期に特産地へと発展しました。2018年現在でも日本一の収穫量を誇り、夏には黄色い花を咲かせます。秋には地中から掘りかえして畑に積み上げて乾燥させ、この景色は「落花生の野積(ぼっち)」と呼ばれるそう。
「けやきの森公園」は八街の開拓者である西村家にゆかりのある土地。園内には大きな大きなけやきがそびえ立ち、市民の憩いの場となっています。
JR八街駅周辺に大規模な商店街はありません。商店街を名乗っている場所もシャッターが目立ちます。ただ、コンビニや商店などは点在していました。
ところで、八街という難読地名、八(やち)街(また)と思っていましたが、八(や)街(ちまた)が正解のようです。巷と同じ由来なのかなと思えば合点がいきます。
しかしこの地名、なんだかちょっとだけ不安になってしまいます。まちを歩いて見つけたものだけでも「やちまた病院」「やちまた会計事務所」「やちまた法律事務所」「やちまた市役所」…。「やっちまった」と空耳・空目してしまうのは私だけでしょうか。
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