「別府温泉」で知られる湯の都、別府市(べっぷし)。国内最大の源泉数と湧出量を誇り、観光はもちろん、地元の人々の生活にも必要不可欠な存在として親しまれています。
観光は、「別府八湯」と呼ばれる8つの温泉地のほか、観賞用の物珍しい温泉を巡る「地獄巡り」が人気です。海地獄や血の池地獄の鮮やかな色には驚かされること間違いなしです。中にはワニがいる地獄も。国内で温泉旅行を計画するなら、別府市を抜きに語ることはできません。
隣の大分市とは「別大国道(国道10号)」で結ばれています。大分県最大の都市と第2の都市を結ぶことから九州地方でトップクラスの交通量を誇る大動脈です。片側3車線で道幅が広く、別府湾沿いを走るため、爽快なドライブを楽しむことができます。大分県でドライブをするなら迷わずオススメしたいコースです。
まちの中心地にはシンボル「別府タワー」、遊園地「別府ラクテンチ」など温泉以外の観光スポットも盛りだくさん。
1926年に別府市で創業した「東洋軒」は大分県初のレストランであり、大分県のご当地グルメである「とり天」発祥の店でもあります。私は大分県のご当地デパート「トキワ」の別府店で購入しました。
購入後、別の土産店のレジのおばさんから「とり天も買ったの?」と聞かれるほど、食欲をそそる香りが紙袋の中から漂います。まさに飯テロ。買うなら買い物の最後がオススメです。
購入時に「お箸ください」と言いましたが、開けたら竹串が。無知で恥ずかしい限り。そして、キッチンペーパーが上下にびっしり。油の量が凄いようです。
待望の1口目。「うめぇ!!!」。ジューシーで、ニンニクや醤油で味付けされた鶏肉の旨味が口いっぱいに広がります。そしてとても柔らかい。備え付けられているカボスとカラシをつければ味がガラリと変わります。一気にあっさりになり、食欲をそそります。1度で2度楽しめる美食でした。
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