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執筆者の写真うらのりょうた

北海道旅行あるある7選

更新日:2022年10月12日

今回は、北海道の全市町村を訪れて感じた「北海道あるある」をご紹介します。



ドラクエみたいにまちとまちが離れている

市街地に連続性がないことが多く、例えば上士幌町から隣町の上川町に行こうとすると106㌔も離れているため、クルマで2時間近くかかってしまいます。しかも、間にはコンビニなどもほとんどありません。

北海道の道

「ジャスコ釧路店まで115㌔」という看板がネットで話題になったこともあります。


しかしながら、北海道は道は直線が多く、信号が少ないことから長距離ドライブも意外に快適です。


開いててよかったセコマ

北海道民にセコマの愛称で親しまれるセイコーマート。コンビニは3000人の商圏人口が必要とされる中、2014年に人口1300人の初山別村に出店するなど、北海道のほぼ全域をカバーしています。財政破綻の夕張市や離島にも出店し、道民の暮らしを支えています。

セコマの最大の売りが店内調理で温かい料理を提供する「ホットシェフ」。全販売商品の中で売上高1位となっているのは、ホットシェフのカツ丼。17時頃までが狙い目。19時を過ぎると取り扱いが減るのでご注意を。

ホットシェフのカツ丼

北海道のまちの中心は似ている

北海道のまちの中心は大体セイコーマート、ガソリンスタンド、郵便局、役場、道の駅で構成されています。役場と道の駅が一体になっているパターンも。

セイコーマート

峠が多い

旧国同士の境界を中心に峠が点在します。峠と言いつつも、土木技術の進歩によってなだらかで広く運転が楽な道も多いです。登坂車線が続いていたり。美幌町と弟子屈町を結び屈斜路湖を一望できる「美幌峠」、札幌市と喜茂別町を結び羊蹄山を一望できる「中山峠」、上川町と上士幌町を結ぶ「三国峠」、南富良野町と新得町を結び「越えると本当の北海道がある」とも言われる「狩勝峠」など風光明媚な峠が多いです。一方で、日高山脈を越える狩勝峠や日勝峠をはじめ、濃霧になりやすく、危険な峠も存在します。

狩勝峠

距離感がおかしい

同じ道内でも観光地と観光地がかなり離れているので、「札幌市と函館市に行こう」「根室市と稚内市に行こう」などと安易に考えてはいけません。北海道に旅行に行く際はタイムスケジュールを入念に。

走行時間のめやす

私が過去に決行した最も過酷なドライブプランはざっくりと

1日目 新千歳→稚内

2日目 利尻礼文

3日目 稚内→紋別→旭川

4日目 旭川→帯広→根室

5日目 根室→襟裳岬→新千歳

(総走行距離はなんと2825.6㌔!!)


3日目の夕方から体の具合がおかしくなり、食欲がわかない、頭が痛いという状況に。夜目が覚めると胸が痛いという危険なサインが。4日目、朝起きるとマシになっていたため旅を続けるも、お昼頃には再び悪化。ここで新千歳に引き返すこともできましたが、無謀にも根室へ。寿司屋に入るも声もかすれて大将に注文ができません。咀嚼もままならず、わずか3貫でギブアップ。ズキズキと激しい痛みが胸を襲います。1時間ほど仮眠するも、状態は回復せず、病院に駆け込もうか悩みましたが、「もし入院になったら明日のレンタカーの返却に間に合わない、昼から東京で仕事なのに迷惑がかかる」と新千歳へ。途中、倒れてもいいように比較的大都市の釧路市で1時間ほど仮眠。起きるとあたりが真っ暗になり不安になりながらも、クルマを走らせ早朝には新千歳に。ここでも1時間ほど仮眠をするも胸の痛みはますます悪化し、緊急病院へ。「なぜもっと早く来なかったんだ」と医者に怒られ緊迫したムードが漂います。すぐさまレントゲンを撮るなど治療が続き、約30分。医者がポツリと言いました。「…君、これ胸じゃなくて胃じゃないか」。そう、胸の痛みだと思っていたものの正体は胃痛だったのです。過度のストレスで穴が開く寸前だったとか。薬を渡され、48時間の断食を経て回復。人にも迷惑をかけ、2度とこのような過酷なスケジュールは組まないと心に誓いました。


函館市のくびれと北海道のくびれを勘違い

函館市のくびれと北海道のくびれが似ているため、勘違いをする人がいますが、スケールが全く異なります。

函館市の夜景

函館市のくびれ(Googleマップから)

北海道のくびれ(Googleマップから)

田畑に謎の丸い物体

正体は麦稈(ばっかん)ロール。小麦を刈った後にロール状に巻いたもので、牛や馬の寝床にもなります。

無数の白い物体

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