最大の見どころ:森吉山
【最後に訪れた日20200221】
秋田の北の北秋田に来た。北秋田市(きたあきたし)は森吉山(もりよしざん)のまちです。仙北市田沢湖からひたすら国道105号で山中を北上します。国道と並行して秋田内陸縦貫鉄道が通り、雪山を走る姿は鉄道ファンを魅了します。しかし、ここでトラブルが発生。ガソリンが残りわずかしかありません。もうE(=エンプティ)のラインにメーターが触れています。途中から減りが急激に早くなっていました。「北秋田市の市街地まで持たない」と死を覚悟していると、目の前にポツンとガソリンスタンドが現れます。しかも開店中。助かりました。建物の中から出てきたのは愉快な3人組。助手席の半ドアに気づいてバタン!と締めてくれたり、窓を拭いたり、ドアをコンコンコン!!!と叩き、「ヘッドライトつけっぱなしですよ!バッテリー上がっちゃいますよ!」と優しく教えてくれたり。3人で手分けしてまるでミュージカルを見ているかのように作業をこなしてくれました。しかし、いざエンジンをかけるとメーターは半分くらい。「満タンなってへんやないか」と思ったら、時間とともにメーターがじわじわ上がっていきました。いまどき、なんてアナログなクルマでしょう。ちなみに、宮城県仙台市からここまで352㌔の道のりでした。
大太鼓の館では、綴子(つづれこ)地区に伝わる世界一の大太鼓をはじめ、世界各国の太鼓を展示しています。
北秋田市にある空港の名前が「大館能代空港」なのはいかがなものでしょうか。北秋田市の西に隣接する能代市と東に隣接する大館市の方が有名なのもわかりますが。
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