なんといっても南砺市の見どころは散居村です。砺波平野部の南に位置するので南砺市です。砺波平野は日本最大級の散居村(さんきょそん)となっています。耕地の中に住居が散らばって建てられている村のことです。この地域ではその昔、川の氾濫が相次いでいました。そこで、少し高いところに住居を構え、その周りに水田を配置したことからこのような景観になったと考えられています。集村と違って住居が風にさらされやすいため、周りをカイニョと呼ばれる屋敷林で囲っています。
また、南砺市は岐阜県の山間部に面しており、 世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」 を有します。JR城端線の城端駅から白川郷・五箇山の合掌造り集落へのバスが出ているそうです。明け方の散居村の合間を縫うように走る姿は風情があったので思わず撮影してしまいました。
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