最大の見どころ:茶畑【最後に訪れた日20170309】
僅かな時間でもお立ち寄りを!和束町(わづかちょう)は宇治茶のまちです。お茶の一大生産地で、府内の煎茶シェアの半分ほどを担います。茶畑の光景は日本屈指の美しさを誇り、2008年には「宇治茶の郷 和束の茶畑」として京都府景観資産登録地区の第1号に認定されました。2013年には「日本で最も美しい村連合」に加盟しています。
その歴史は古く、800年以上前に宇治茶の生産に適した土地として原山で始まりました。鎌倉時代に高級煎茶として、室町時代には足利将軍から日本一としての評価を欲しいがままにします。織田信長、豊臣秀吉、徳川家からも愛されたそうです。
和束茶カフェは2008年にお茶を身近に感じられる場として誕生しました。 和束茶カフェにて煎茶をいただきます。他のお茶にはない甘みが特徴でした。さらに、他のお茶よりも鮮やかな緑色をしていました。カフェのおばちゃんに話を聞くと、栽培の過程で太陽の光を浴びないようにしているそうです。そうすることで光合成をおこなわなくなります。光合成をするとアミノ酸が人が苦味と感じるカテキンに変わってしまいますが、光合成をおこなわないことで甘みを残しました。
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