かつて日本有数の炭鉱のまちとして栄えた夕張市(ゆうばりし)。
1960年代には12万人近くが住んでいましたが、エネルギー革命で炭鉱は閉山に追い込まれました。石炭から観光へのシフトを図りましたが、過度な投資が災いし、収支はさらに悪化。借金を隠す「ヤミ起債」も明るみになりました。
2007年に財政破綻。市職員の給与カットや公共サービスの改悪を断行し、人口減に歯止めがかからない状況となっています。現在は人口1万人を割り込んでおり、減少率は全国ワーストクラス。
夕張市の公式サイトには「借金時計」が表示されており、市債の状況をわかりやすく伝えています。
特産品は「夕張メロン」。
観光の柱の1つが「映画」。数々の作品の舞台となっており、特に有名なのが『幸福の黄色いハンカチ』です。「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」は物語のクライマックスの舞台で、黄色いハンカチや長屋、赤いマツダ・ファミリアを見学できます。
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