大津京1300年の歴史を誇る大津市(おおつし)。667年に飛鳥京から大津京へと遷都され、672年の壬申の乱により荒廃しましたが、現在も滋賀県の県庁所在地が置かれ、県都として繁栄。
近代的なビルが立ち並ぶと同時に、国指定文化財保有件数は京都市と奈良市に次ぐ全国3位の数字を誇るなど、歴史と文化が融合したまちです。
初代大津駅は1880年に開業しました。しかし、当時の政府は財政難。なんと、1889年に東海道本線が全通開通するまで大津駅ー長浜駅間は琵琶湖の水運を活用していたそうです。
最澄が開き比叡山全域が境内になっている国宝「比叡山延暦寺」があり、比叡山ドライブウェイからは大津市街地や琵琶湖を一望できます。
「瀬田の唐橋」は日本3名橋の一つです。
最澄が開いたと言われ1200年の歴史を誇る「雄琴(おごと)温泉」には学生時代に4度お世話になりました。4度とも琵琶湖グランドホテルに宿泊。 琵琶湖畔にあるおごと温泉最大の旅館で、露天風呂から琵琶湖を一望できます。至福。
大津港は滋賀県下最大の港で、「湖の駅・浜大津」は多くの観光客で賑わいます。クラシック音楽の祭典・ラフォルジュルネの創始者であるルネマルタンがウィーンやプラハに共通する美しさと謳った「なぎさ公園」は都市景観100選に選ばれています。
私の大好きなドライブスポットである「琵琶湖大橋」。滋賀県では1位かもしれません。好きなポイントとしては、船舶が行き来できるように西側から中間部分にかけて最大26.3㍍と高くなっており、そこから東側に向けて美しく滑らかな曲線を描いて下っていくところです。開通は1964年。当時は琵琶湖によって東西で経済活動などが遮断されており、その改善策として計画されました。建設場所は現在の大津市と守山市にあたり、琵琶湖の中でも対岸が最も近い場所になります。橋は交通手段として、観光地として成功を収め、その後4車線化や日本初の橋上メロディロードなどが設置されました。大津市側のほとりには道の駅・びわ湖大橋米プラザがあります。
路面電車が風情ある街並みを作り出します。個人的には名物?と思っているのですが、朝と夜など時間帯で中央線が変わる両側4車線の道路は、何度も走ってわかっていても怖いです。
近江舞子は琵琶湖畔随一の景勝地です。
「びわ湖バレイ」はまるで天空にいるような絶景を楽しむことができる人気スポット。眼下には琵琶湖や大津市のまちなみが広がります。
余談ですが、途中で立ち寄った「炭火焼豚丼 信玄」さんの豚丼が大変美味しかったです。
2015年4月22日に梅田で開催された「肉汁祭り」にて包王の牛とん包(近江牛肉汁餃子)を食べました。 肉汁スプラッシュに注意。
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