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執筆者の写真うらのりょうた

大蔵村〜肘折温泉のまち〜

大蔵村(おおくらむら)は肘折温泉のまちです。開湯807年と大変歴史ある温泉郷です。肘が折れた老僧(地蔵権現)さえ治したという伝説が残り、湯治場として古くから栄えてきました。現在も温泉宿や旧肘折郵便局舎が軒を連ね、当時の風情を残しています。温泉街のシンボルは「上の湯」。温泉街の中心にある共同浴場で、浴室に佇む地蔵の台座から源泉を贅沢にかけ流し。お湯は緑がかっていました。たったの250円、宿泊客は無料で入浴することができます。隣にある「カネヤマ商店」の方が番頭さんをしており、レジでお金を払うとチケットが貰えます。商店では名産品のこけしなどを取り扱っていました。

肘折温泉街

旧肘折郵便局舎

上の湯

大蔵村のまちなみ

こけしが名物

温泉街へと我々を誘ってくれる肘折希望大橋は幾重にも重なる赤い欄干が印象的。土砂災害により、2012年に建設され「希望」という名称が与えられました。橋の長さ240㍍は鋼製ラーメン桟道橋としては日本最長です。

肘折希望大橋

肘折希望大橋

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