665年、白村江の戦いで唐・新羅連合軍に大敗した大和朝廷(倭、日本)が、九州の行政の中心であった大宰府への攻撃に備えて大城山(おおきやま)に築いた国内最古かつ最大の古代山城「大野城」に由来する大野城市(おおのじょうし)。
近年は北側で隣接する福岡市のベッドタウンとして発展してきました。
「便利で暮らしやすそうなまち」という印象で、時間が少し余っていたのと、小腹が空いたこともあって「イオン大野城ショッピングセンター」で市民に混じってご当地グルメを調達します。
まずは福岡を代表する名菓「博多通りもん」。饅頭の発祥地である博多の和菓子づくりの伝統技術と、生クリームやバターなど西洋菓子の素材を組み合わせた「西洋和菓子」は唯一無二で、これを超えるお土産はおそらくありません。
次に九州の学校給食で人気の溶けないアイス「ムース」。少し時間を置いて底を押すとペロンと白いアイスが出てきます。味は甘すぎない練乳のようで、食感は杏仁豆腐が近いと感じました。
そして、最後は大野城市に本社を置く老舗ベーカリー「リョーユーパン」さんの「マンハッタン」。噛み切れるか心配になるほどカリッと硬めの生地にチョコレートがコーティングされたドーナツです。オールドファッションに近いですが、これほど硬いドーナツはほかにありません。
Comments