西日本最大の都市、大阪市(おおさかし)。古くから日本最大の商都、港湾都市として栄え、「水都」、「天下の台所」、「東洋のマンチェスター」など多くの異名を持ちます。
幕府や政府の主導で発展した東京、皇族や貴族の影響を強く受けた京都に対して、町人による自由な経済活動で発展した歴史は現代の「大阪らしさ」の礎となっています。
現在は2大繁華街であるキタ(北区)とミナミ(中央区)を中心に、彩り豊かな24の行政区からなります。
天神祭の会場や桜之宮公園がある都島区。
テーマパークの「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」や2025年大阪万博の会場である夢洲、舞洲などがある此花区。
プロ野球チームのオリックスバファローズが本拠地を置く「京セラドーム大阪」がある西区。
日本一低い山「天保山」や世界最大級の水族館「海遊館」がある港区。
沖縄県出身者が多く、沖縄料理店が多い大正区。
聖徳太子建立の四天王寺に由来し、天王寺動物園があり、梅田駅、難波駅に次ぐ第3のターミナルを有する天王寺区。
大阪のシンボル「通天閣」や繁華街の「新世界」がある浪速区。
「コリアタウン」がある生野区。
高さ300㍍を誇る超高層ビル「あべのハルカス」がシンボルの阿倍野区。
摂津国一宮で、全国の住吉神社の総本社である「住吉大社」がある住吉区。
「長居公園」がある東住吉区。
淀川の北岸で、新大阪駅や十三駅がある淀川区。
アジア太平洋トレードセンター (ATC) や大阪府咲洲庁舎、インテックス大阪がある住之江区。
明治時代以降、西日本最大のターミナルとなり大阪の玄関口へと変貌を遂げた北区。いわゆる「キタ」といわれるエリアで、梅田スカイビルや大阪ステーションシティ、グランフロント大阪など新たな商業施設やビルが今なお建設され、めざましい発展を続けています。「天神橋筋商店街」は日本一長い商店街。「中ノ島」は大阪屈指のビジネス街。
豊臣秀吉が築城した大阪城を中心に江戸時代から大阪の中心地であった中央区。いわゆる「ミナミ」といわれるエリアで、飲食店や娯楽施設が立ち並ぶ「道頓堀」、東の銀座に並ぶ高級繁華街「心斎橋」など今も活気に満ち溢れています。
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