710年から784年の間、日本の首都である「平城京」が置かれ、現在も奈良県の県庁所在地として文化・経済の中心を担う奈良市(ならし)。
まちの中心には奈良公園が整備されており、自然豊かで歴史あるまちなみが広がります。五重塔を有する興福寺、「奈良の大仏」で知られる東大寺、挙式にも使われる春日大社などが定番の観光スポット。
奈良市の市街地といえば、シカがそこらじゅうで歩いているのが特徴です。シカは道路にも飛び出してくるので、運転には注意が必要。シカせんべいをあげると喜びます。シカのふん(本物ではありません)は人気のお土産。
歴史的なまちなみが残り、飲食店も多い「ならまち」は人気のまちあるきスポット。「親愛幼稚園」はキリスト教の建物ですが、戦前に建てられたため和風という珍しい建物、「南都銀行本店」は歴史と伝統を感じる店構えで、いずれも登録有形文化財に登録されています。おやつには高速餅つきで有名な「中谷堂」のふわふわで柔らかいお餅を。
近鉄奈良駅の方が奈良公園やならまち寄りに乗り入れており、JR奈良駅より栄えている印象で、低めのビルも立ち並びます。駅前にある鑑真(がんじん)の石像・噴水は定番の待ち合わせスポット。
「奈良ホテル」は1909年に開業し、関西の迎賓館としての役割を担ってきました。国賓や皇族、アルベルト・アインシュタインやヘレン・ケラー、オードリー・ヘプバーンなど多くの著名人が宿泊。ティーラウンジで1杯1000円のコーヒーを味わっていただきました。隣接する大乗院庭園も趣き深く美しかったです。
名阪国道「高峰SA」は夜景がきれいなサービスエリア。
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