岐阜県の南西部、揖斐川と長良川に挟まれた場所に位置する安八町(あんぱちちょう)。周辺の自治体が合併していく中、小さなまちは独自の道を歩んでいます。
理由としては、税収が安定していることが挙げられます。安八町は中京工業地帯に含まれ、都市近郊型の工場が多く立地。
その象徴がソーラーアークです。三洋電機が創業50周年となる2001年に完成させた巨大な太陽電池パネル。環境保全の広告塔となる一方で、表示よりも低出力の発電パネルを販売した不正販売事件で回収されたパネルが使用され自戒の念も込められています。
後に、三洋電機はパナソニックの子会社となり、ロゴは「SANYO」から「Panasonic」となり、事業規模縮小に伴って敷地内に発電パネルが敷き詰められた異様な光景に。東海道新幹線の車窓からも一際目立ちます。
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