最大の見どころ:尾鷲湾【最後に訪れた日20180403】
尾鷲市(おわせし)は尾鷲湾のまちです。リアス式海岸である尾鷲湾に面し、天然の良港として古くから水産業が盛んです。一方で、市域の90%は山林であるため、「尾鷲ヒノキ」を生産するなど林業の町でもあります。そのため、海と山のコントラストが本当に美しいです。天狗倉山(てんぐらさん、三重県紀北町との境)からは市内を一望できるそうです。伝統産業は尾鷲傘、尾鷲わっぱ。また、降水量は国内屈指です。
戦後は工業化が進み、コンビナートや中部電力の火力発電所が進出しました。特に、中部電力尾鷲三田火力発電所があまりの存在感で、尾鷲湾の景観を損ねているように感じました。一方で、尾鷲市でおそらくもっとも高い建物であろう鉄塔がシンボル的な存在感を放っています。
ちなみに、「おわせ」は古くは方言で「おわしぇ」と呼ばれており、戦前の国鉄などの表記でも「おわし」だったそうです。
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