山形市(やまがたし)は霞城(かじょう)のまちです。1356年、最上・村山地方を統一した最上氏によって築城された山形城。「もうひとつの関ヶ原の戦い」と称される「長谷堂の戦い」では霧によって直江兼続の侵攻から山形城が守られたという伝説から「霞城」という別名がつきました。江戸時代に入ると、山形藩の本拠地となり、最上川舟運で栄えました。現在、山形城は霞城公園となり、市民の憩いの場となっています。園内にある「済生館(さいせいかん)」は1873年に設立された私立病院です。
「霞城セントラル」は山形市で最も高い114.65㍍を誇る高層ビルで、山形県のランドマークとなっています。24階は無料の展望ロビーとなっており、市街地を一望できます。フロアには当時、活動休止を発表したばかりの嵐のオルゴールメドレーが流れていました。あまりの眺めの良さに朝と夕、1日に2度も訪れてしまいました。山形駅から霞城セントラルまでは屋根付きの歩道橋が整備されていますが、霞城セントラルから霞城までの道のりはびしょ濡れで歩きづらかったです。これも雪国ならでは。
奥羽山脈を隔てて宮城県仙台市と隣接しており、密接な関係にあります。
名物は「芋煮」。みんなで芋煮を楽しむ「芋煮会」は秋の風物詩です。内陸は醤油ベース、庄内は味噌ベースと地域によって味付けが異なります。
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