山武市(さんむし)の「成東城」は戦国時代に勢力を強めた千葉氏やその家臣によって築かれました。今は城跡公園として自然豊かに整備されています。
太平洋側は九十九里浜の中央に位置し、約8㌔にわたって海岸線が広がります。合併後の市名を太平洋市なる予定でした。太平洋は世界の人々のものです。当然、「一自治体が名乗るべきではない」という苦情が殺到しました。当時の古谷淳松尾町長は「決してパシフィック・オーシャンの意味ではない。大きな希望を持った平和な市と理解してほしい」と釈明したそうですが、時すでに遅し。住民へのアンケートも実施した末に山武市に決定しました。ちなみに、合併前の山武町の読みは「さんぶ」でしたが、歴史的背景から「さんむ」になりました。
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