岡山市〜岡山城のまち〜

岡山県最大の人口70万人超を擁する政令指定都市である岡山市（おかやまし）。広島県広島市に次いで、中国・四国地方における第２の都市です。

古くは岡山城の城下町として発展しました。印象的な黒漆塗から「烏城（うじょう）」とも呼ばれています。長野県松本市の松本城も同じ異名を持ちますが、主な読み方は「烏城（からすじょう）」。兵庫県姫路市の真っ白な姫路城が「白鷺城（しらさぎじょう）」と呼ばれているのとは対照的です。日本３名園の１つである「後楽園」が隣接しています。

岡山県最大の繁華街である表町（おもてちょう）。百貨店「天満屋」の旗艦店である岡山本店があるほか、隣接して県内のバス交通の拠点となっている「天満屋バスステーション」が位置します。

近年では、岡山駅前の再開発も進み、「イオンモール岡山」が開業するなど新たな賑わいが生まれています。

岡電（おかでん）の愛称で市民に親しまれる路面電車「岡山電気軌道」。夏に乗車すると、つり革と同じくらいの大量の風鈴が取り付けられていてビックリしました。実は、「風鈴電車」は岡山市の夏の風物詩で、1992年から運行されているそうです。インパクトがあり車内は涼しげでしたが、あまりに風鈴の数が多すぎてチリンチリンチリンチリンチリン…。