弥富市(やとみし)は金魚のまちです。奈良県大和郡山市、東京都江戸川区とともに金魚三大産地の1つに数えられています。ブランド名にもなっている「弥富金魚」の始まりは、江戸時代末期にさかのぼります。奈良県大和郡山市の金魚商人が、名古屋市の熱田宿をめざす道中で弥富市の前ヶ須で金魚を休ませたところ、寺小屋の権十郎が気に入って購入。元々、木曽川が流れるなど水に恵まれ、金魚の飼育には適した地域であったことから生産が盛んになりました。今では、日本にいる金魚の全26種類がそろい、生産量は大和郡山市と1、2を争っています。
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