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執筆者の写真うらのりょうた

弥彦村~おやひこさまのまち~

 

最大の見どころ:弥彦神社【最後に訪れた日20180822】


弥彦村(やひこむら)は弥彦神社のまちです。天照大神(あまてらすおおみかみ)の曾孫にあたる天香山命(あめのかごやまのみこと)を祀る越後一宮です。一宮(いちのみや)はその地域で最も社格が高い神社を指すので、弥彦神社は越後で一番のパワースポットと言っても過言じゃないです。万葉集にも出てくる由緒ある神社で、「おやひこさま」の愛称で信仰されています。境内はかなり規模が大きいです。


立派な弥彦神社。後ろには弥彦山がそびえる

まちには弥彦温泉もあります。冥加屋(みょうがや)は2018年現在で創業300年を超え75代目という大変古い歴史を持つ旅館。ペットも一緒に泊まれるそうです。外観は年季が入っていますが、中に入って驚くのは内観の細やかさ。決して豪華というわけではありませんが、全ての客室が宮大工により異なった細工がされていました。日本の建築技術を駆使した純和風の内観です。中庭もあります。大浴場も立派ではないものの、窓からは弥彦山が一望できました。


創業300年の冥加屋

75代目の奥さんに話を聞くと、このまちのおすすめは弥彦山。東京スカイツリーと同じ高さ634㍍あり、ロープウェイもあります。村の中心地にいると海の気配は全く感じませんが、山頂からは日本海に浮かぶ佐渡島が一望できるそうです。このまちには東京から燕三条に出張に来た人などが観光でよく来るそうです。ただ、電車の本数が少ないので、慌てて帰る人も多いそう。おすすめの季節は秋。紅葉が綺麗だということです。今度来るなら秋がいいですね。


上越新幹線の開通を記念して1982年に建れられたのが日本一大鳥居です。村役場の近くにあり、遠くからでもわかるその高さは30.16m。弥彦神社の一の鳥居と同じデザインです。社号額(弥彦神社と書かれています)の大きさだけでも畳12枚分あるそうです。当時は名実ともに日本一でしたが、今では和歌山県田辺市の熊野本宮大社33.9㍍、奈良県桜井市の大神神社32.2mに抜かれています。

日本一大鳥居

弥彦神社の境内には弥彦競輪場もあります。村営の公営ギャンブル競技場は全国でもここだけです。神社に、温泉に競輪場となんでもござれの村でした。村と侮ることなかれ。新潟県でも随一のパワースポットでした。





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