成田市(なりたし)は戦後、日本の高度経済成長を支える大きな存在として空港の建設が決定され、1978年に「成田国際空港」が開港。日本を代表する空の玄関口となっています。
しかし、建設をめぐっては近隣住民らを中心とする激しい反対運動が起こり、死者を出すほどの事態となりました。いわゆる成田闘争です。成田空港で働く後輩によると、今でも空港の敷地内にポツンと未買収地の住居が残っていたりと、問題は完全解決しておらず、建設がストップしている土地もあるそうです。成田市や成田空港は空港と地域の共生を掲げて今も問題解決に取り組んでいます。
2015年3月23日に訪れた際には大学の教授の知人の方を通じて特別に内部を見学させていただきました。管制塔と呼ばれているところでしょうか、運行がスムーズになるように多くの人がモニターに向き合い、走り回り、お忙しい様子でした。そして、CAさんの準備する場所など普段見れないところも見学でき、大変勉強になりました。
成田市は元々、空港ができる以前は成田山新勝寺の門前町として栄えたまちです。今でも初詣などは大変多くの参拝者で賑わいます。
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