所沢市(ところざわし)は西武の企業城下町です。滋賀県愛荘町出身の堤康次郎が一代で築き上げた西武グループ。所沢市は西武鉄道の主力路線である新宿線と池袋線が交わり、西武グループの本社をはじめ、プロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地球場、西武園ゆうえんち、西武園競輪場、商業施設の西武所沢S.C.など西武系の建物が立ち並びます。バブル全盛期には康次郎から経営を受け継いだ義明(三男)が世界一の富豪となり、西武ライオンズが黄金時代を迎えるなど、所沢市のステータスは隆盛を極めました。ちなみに、長野県軽井沢町や神奈川県箱根町、東京都国立市も西武が開発に大きく関わったまちです。
1911年には日本初の飛行場ができ、「航空発祥の地」としても知られています。現在は敷地内に「所沢航空記念公園」が整備されています。また、商店街である「プロペ通り」や、「ファルマン通り」の名称は飛行機に由来します。
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