訪問都道府県:兵庫県
期間:2020
走行距離:40㌔
モデル:6代目(1999~)
1966年に初代が発売されたロングセラーモデルです。ただし、7代目以降は、スズキ・キャリイのOEM供給のため、今回乗った6代目が最後の三菱オリジナルモデルということになります。
室内は無骨で、いかにも「働く男のクルマ」という感じです。外装むき出し、ドアハンドルはぐるぐる式。ほぼ90度なのではという直角シートは背筋がピンと伸びます。肘おきもなく、長距離ドライブには向きません。
取り回しや視界の良さは最高レベルでした。特に、後方視界は空荷状態なら透明も同然です。
乗り味はとにかく軽くてピーキー。アクセルを踏むと「ガー!!」と唸りを上げて加速し、ブレーキを踏むと「ガクン!! 」と減速します。ステアリングも軽くてふにゃふにゃ。まるで大きなおもちゃのようです。スピードメーターも走り出してしばらく0㌔のまま動かない大らかさ。
直後に乗り換えた愛車の乗り心地には感動しました。初めて乗った時以来の衝動です。特別性能の高いクルマではありませんが、軽トラに乗った直後だとシートはソファのよう。乗り味を擬音で比較すると、こちらはアクセル「グー!!」、ブレーキ「ググッ」。愛車に改めて感謝するという意味でも価値のあるドライブでした。
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