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執筆者の写真うらのりょうた

敦賀市〜敦賀港のまち〜

更新日:2021年7月28日

天然の良港である敦賀湾に面した敦賀市(つるがし)は古くから北前船の寄港地、大陸文化の玄関口として大いに栄えました。


信濃川の河口につくられた新潟港が土砂の堆積に悩まされる一方、敦賀港は天然の良港として日本海一の活況を見せました。大和田氏の奔走により、貿易額は日本の5本の指に入るまでに。特に、日本から1番近いヨーロッパであるウラジオストクと良好な関係を築き、明治後期から大正前期にかけて貿易額は10倍以上にはね上がり、「ウラジオ景気」と騒がれました。


敦賀港は今でも福井県唯一の重要港湾。昆布の加工のほか、近年では原子力発電所や高速増殖炉もんじゅの誘致によって商工業がさらなる発展を遂げています。


工業も発展

越前国一宮「気比神宮」の門前町としても栄えた歴史も持ちます。

気比神宮の鳥居

気比神宮の参道

気比神宮の境内

「気比の松原」は日本三大松原の1つに数えられます。

気比松原

気比松原

敦賀市の商店街は驚くほど立派です。特に片側2車線の大通りに対して、クルマが直角を向いて駐車している光景は全国を旅していても見たことがなく、大変興味深いまちづくりです。

ちょっと珍しい光景

平和堂は商店街のシンボル

敦賀市はその位置関係から、北陸自動車道と舞鶴若狭自動車道、JR北陸本線と小浜線のクロスポイントであり、京都、滋賀、福井を結ぶ交通の要衝としての役割も担っています。北陸本線の敦賀市と南越前町にまたがる「北陸トンネル」は総延長13870㍍にもおよび、1962年の完成当時は日本最長のトンネルでした。

爽快な国道8号

人口では福井市のほか、坂井市や越前市に劣るものの、福井第2の都市といっても過言ではありません。

【人口】63446人

【面積】251.39km2

【人口密度】252人/km2

【隣接自治体】南条郡南越前町、三方郡美浜町 滋賀県:高島市、長浜市

【交通】京都、名古屋からクルマで約2時間

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