北海道のど真ん中、石狩地方と十勝地方を分かつ「狩勝峠(かりかちとうげ)」の十勝地方側に位置する新得町(しんとくちょう)。
「狩勝峠を越えると本当の北海道がある」とも言われ、牧歌的な光景が広がる十勝地方への玄関口となっており、JR根室本線、国道38号、道東自動車道が通ります。新日本八景に選ばれ、鉄道からの光景は日本3大車窓にも選ばれています。
国道38号は日高山脈越えで最初に誕生した主要ルート。現在は南側の国道274号(日勝峠)が最短ルートとなっていますが、カーブや濃霧が多く走行環境は狩勝峠よりもさらに厳しいです。狩勝峠は新得町に入った直後こそカーブやトンネルが続いたものの、全体的にカーブが緩やかで、濃霧も頂上付近のみでした。
また、十勝地方のみの開通で利用者が低迷した道東自動車道は、2011年に夕張ICー占冠IC間が開通したことで交通量が劇的に改善。主要都市である札幌や千歳、帯広間の移動が便利になりました。
「サホロリゾート」の「ベアマウンテン」は日本で初めてヒグマを放し飼いしています。
農業が盛んで、特産品はソバなど。
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