日向市(ひゅうがし)の日向岬は日向灘(太平洋)を代表する景勝地の1つです。
「馬ヶ背」は約1500万年前の海底火山噴火で隆起した高さ70㍍にもおよぶ柱状節理の断崖絶壁。
「願いが叶うクルスの海」は「叶」の漢字に見える地形から名付けられたパワースポットです。
港町として栄えた「美々津(みみつ)」は国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。
日本の初代天皇である神武天皇は日向(現在の宮崎県)で誕生。45歳で東征を開始し、大和(現在の奈良県)に都を開きました。美々津は東征の際の「御舟出の地」。そのできごとに由来する「日本海軍発祥の地碑」もあります。
「立磐神社」は神武天皇東遷の際に航海の安全を祈願したことにちなんで建立されました。
日向灘からの日の出は心を奪われるほど美しいものでした。宮崎県日向市、長野県新上五島町、佐賀県鳥栖市。私の心に残る日の出は九州ばかりです。九州の太陽は大きいのか。国立天文台のサイトで調べてみると、月や太陽が大きく見えるのは、地平線(水平線)近くにあるときが多いとのこと。実際に大きさが変わっているわけではなく、目の錯覚によるものだとされています。錯覚の原因はよくわかっていないそうですが、地平線(水平線)近くの建物などと比較して大きく感じるのではないかという説があるようです。
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