「日本3大湖」は単純に日本で1~3番目に広い湖を指します。滋賀県の琵琶湖が1番広いのはあまりにも有名ですが、2番目、3番目は意外と知られていないかもしれません。
琵琶湖(滋賀県)
滋賀県イコール琵琶湖と言っても過言ではないほど、滋賀県にとっては大きな存在である琵琶湖。滋賀県の面積の大半を占めているイメージですが、実際には1/6程度です。それでも、19市町中10市が琵琶湖に面しています。滋賀県はもちろんのこと、京阪神に水道水を供給する「近畿の水瓶」です。そのため、滋賀県民は怒ると「琵琶湖の水止めるぞ」という冗談をよく言います。愛は数字にも表れており、琵琶湖の保全活動をはじめとするボランティア参加者が日本一の県でもあります。
名実共に海のように雄大な存在であり、旧国名である「近江」は京都から近い海という意味。ちなみに、浜名湖のある静岡県西部は「遠江」と呼ばれていました。歴史ある琵琶湖は「急がば回れ」の語源にもなっています。
霞ヶ浦(茨城県)
日本で2番目に広い湖である霞ヶ浦。実は1つの湖ではなく、西浦、北浦、外浪逆浦(そとなさかうら)の総称です。琵琶湖と同じく、漁業や利水など生活に欠かせない存在です。特に、漁業で使用された「帆引き船」は真っ白な帆を広げた姿がとても美しく、霞ヶ浦の象徴の一つです。
サロマ湖(北海道)
日本で3番目に広い湖ですが、海水と淡水が入り交じっている汽水湖としては日本一の広さを誇ります。砂州によってオホーツク海と区切られており、湖では海産物も多く獲れます。
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