日本の屋根を雨や風から守ってきた瓦。その中でも特にメジャーな瓦は「日本3大瓦」と呼ばれています。日本の瓦屋根のほとんどが3つのいずれかに分類されます。そこで、今回は日本三大瓦の特徴をご紹介します。
三州瓦(愛知県三河地方)
焼き物が盛んな愛知県にあって、約60%と日本一のシェアを誇ります。良質な粘土が獲れることに加え、東海道などの流通網が発達したことが人気の理由に挙げられます。高浜市には日本で唯一の瓦の美術館があります。
石州瓦(島根県石見地方)
艶やかな赤褐色が特徴の瓦。三州瓦に次いで2番目のシェアを持ちます。寒さや塩害に強く、寒冷地や海に近い地域での採用例が多いです。特に、山陰地方に行くとよく見かけます。
淡路瓦(兵庫県淡路島)
いぶし銀が特徴の瓦。日本の伝統を感じることができる和の風合いが魅力的です。
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