県庁所在地別で横浜市、大阪市、名古屋市に次ぐ4位の人口を誇る北日本最大の都市、札幌市(さっぽろし)。
札幌駅/さっぽろ地下街
札幌市に広がる巨大な地下空間「さっぽろ地下街」。ポールタウンとオーロラタウンで構成され、1972年の札幌オリンピック、札幌市営地下鉄の開業に合わせて建設されました。厳しい自然環境の中でも歩行者が安全・快適に移動することができ、札幌市の大きな特徴となっています。札幌大通地下駐車場の区分けが"季節“なのも印象的でした。
札幌市のシンボルの1つ「さっぽろテレビ塔」。地上90.38㍍の展望台からは札幌市のまちなみを360度見渡すことができます。特に、大倉山ジャンプ競技場に向かって一直線に伸びる幅100㍍超の大通公園は都市景観として日本一と言っても過言ではありません。
札幌市のシンボルの1つ「札幌市時計台」は北海道大学の前身である札幌農学校の施設として建設されたもので、国内最古の時計台です。現在は展示施設となっています。
すすきの
ニッカウヰスキーに代表されるネオンに照らされるまち「すすきの」は道内最大の歓楽街にして、北日本、ひいてはアジア最北の歓楽街と言われています。また、東京都新宿区の歌舞伎町、福岡県福岡市の中洲と並んで「日本3大歓楽街」と称されます。
人口100万人を超える大都市で、年間積雪量が500㌢を超えているのは、世界で札幌市だけ。厳しい自然環境に置かれながら、すすきののような歓楽街があるところに札幌市の凄みを感じます。
すすきのには札幌市営地下鉄南北線と札幌市電が乗り入れています。余談ですが、すすきのを訪れるまですすきの交差点に路面電車が走っていることを知らず、写真だけではわかりづらい新たな発見でした。
羊ヶ丘
「さっぽろ羊ヶ丘展望台」は、かわいい羊たちと、札幌農学校(現・北海道大学)の礎を築き、「Boys, be ambitious (少年よ、大志を抱け)」の名言で知られるクラーク博士像が迎えてくれます。像の前では観光客が列をつくり、ポーズを真似して記念撮影をしていました。
丘の展望台は珍しく、標高はそこまで高くないですが、札幌市のまちなみや札幌ドームを一望でき、牧歌的な光景と大都会のコントラストがとても美しいです。
入り口で入場料を払い、敷地内を数百メートル走ったところに駐車場があります(徒歩の人はどうするのだろう…)。目の前にクラーク像が現れたときは「おおっ!」と思わず声が出てしまいました。
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