東北町(とうほくまち) は甲地村(かっちむら)が1963年に町制施行して誕生しました。
町名の由来は謎で、地理的にも経済的にも東北の中心都市と言うには無理があります。
しかしながら、1949年には町内で「日本中央」と刻まれていた石碑が見つかっています。中央政府の手が及ばない時代、東北地方は「日本」と呼ばれていました。
そもそも、関西人の私としては「東北地方」という名称自体、小学校の授業で始めて聞いた時に「えっ」となった記憶があります。「東の北ってなんやねん」。とても失礼な話で恐縮ですが、当時は遠く離れた東北は一生踏み入れないのではないかと思うほど遠い存在であり、寒くて深い森に包まれた小さな村や漁村があるイメージでした。しかし、大人になるにつれて誤解があったことに気付き、東北の魅力に取り憑かれていきます。宮城県仙台市はもちろん、各県の県庁所在地は想像以上に栄えており、大きな祭りがいくつもあって活気があります。雪があまり降らず過ごしやすい地域も多く、しかもご飯まで美味しい最高の場所です。
汽水湖の「小川原湖(おがわらこ)」は日本で11番目に大きな湖で、漁業が盛んなほか、レジャー客で賑います。
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