松江市（まつえし）は松江城のまちです。国宝５城の１つで、千鳥が羽を広げたような美しい屋根から「千鳥城」とも呼ばれています。天守閣からは松江市街を一望でき、２㍍のシャチホコは国内最大。関ヶ原の戦いで功績を挙げた堀尾吉晴によって1611年に築城された山陰随一の名城です。
城下町は宍道湖（しんじこ）につながる「水の都」として栄え、今も風情があります。その景観は京都を思わせ、現代建築も多いため、多くの人々が抱く島根＝田舎という印象は感じられません。「カラコロ工房」は昭和初期に建てられた旧日本銀行松江支店で、観光拠点の１つです。
日本最古の美肌の湯であり、趣ある温泉街が残る「玉造温泉」、宍道湖が一望できる「松江しんじ湖温泉」など温泉も豊富です。
テニスの錦織圭選手の出身地であり、バスケットボールBリーグの「島根スサノオマジック」が本拠地を置くなどスポーツも盛んです。
一畑電気鉄道の本社があります。島根県東部を中心に鉄道、不動産、百貨店などを展開しています。
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