アジの水揚げ量日本一を誇り、「アジフライの聖地」とも称される松浦市(まつうらし)。
アジフライを求めて港にある「魚市食堂」さんを訪れました。店内はアットホームな雰囲気で、セルフサービスで水を入れると、カウンター越しに明るいおばさんから何を注文するか聞かれました。迷わずアジフライ定食を注文し、カウンターの前で待っていると、「席まで持っていくよ」と声をかけられました。どうやら、ほぼセルフではないようです。待っている間は「次のセリは11時より10番で〇〇のセリを行います」の館内放送が流れるなど、港の雰囲気を満喫。
5分ほどで目の前にボリューム感たっぷりのアジフライ定食が運ばれてきました。一口食べて「こんな美味しいアジフライがあるのか」と感動。食べたことのない美味しさで、今まで食べてきたアジフライは何だったのかというくらいの衝撃です。アジフライは揚げ物界の中では地位が低いイメージでしたが、あっさり覆されました。食べる前は新鮮なアジをなぜ揚げてしまうのかと疑問でしたが、食べて納得です。外の衣はサクサク軽く、揚げているのに中身はふわっと柔らかくて、アジの旨みがしっかり残っていました。付け合わせのカボスとタルタルソースも食欲をそそります。
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