アイヌ語で「岬」を意味する「エサウシ」に由来する枝幸町(えさしちょう)。同じく北海道にある江差町(えさしちょう)とは読みも語源も同じため「北見枝幸」、「檜山江差」と区別されます。
枝幸町のシンボルはオホーツク海に突き出た「北見神威岬(きたみかむいみさき)」。こちらは、北海道西部の積丹(しゃこたん)半島にある「神威岬」と区別するため、北見を冠しています。
アイヌ語で「神」を意味する「カムイ」に由来し、深い霧に包まれて神聖な雰囲気でした。灯台も建てられています。
枝幸町は毛ガニの水揚げ量日本一を誇ります。日本で主に食べられているカニはズワイガニ、タラバガニ、毛ガニ、花咲ガニの4種類。ズワイガニは北陸から山陰にかけてよく獲れ、「越前ガニ」や「松葉ガニ」などのブランドで知られます。残りの3種類は北海道が特産地で、毛ガニは枝幸町、花咲ガニは根室市でよく獲れます。
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