本土最東端の納沙布岬(のさっぷみさき)があり、日本最東端の主要都市である根室市(ねむろし)。日本一日の出と日没が早いまちです。納沙布岬へは市街地からクルマで20分ほど。霧が発生しやすく、晴れた日に訪れましたが、市街地を抜けるとクルマの運転が怖くなるほどの濃霧に包まれました。
目と鼻の先には北方領土。まちに入ると、「ようこそ根室市へ」と隣り合わせで「北方領土返せ」、「四島返還みんなの願い」、「北方領土奪還」、「日本固有の北方領土」などの文字が並びます。
特に、アザラシに「返せ!北方領土 四島還り広がる交流深まる友好」と言わせた看板は市内のあちこちに立っていました。これだけあると、「北方領土について考えなくてはいけない」という気持ちにさせられます。ほかの市町村ではほとんど見ることがなかったので、特に根室市は北方領土問題に力を入れていることがわかります。
根室港は水揚げ量日本一。回転寿司の「根室花まる」は気軽に新鮮な海の幸を味わうことができ、絶大な人気を誇ります。回転寿司ですが、カウンターから板前に注文して新鮮な握り寿司が食べられるスタイルで、店内には活気があります。どれも絶品ですが、花咲蟹の鉄砲汁と握りは是非。人生で初めて食べたオヒョウもオススメです。
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