1994年に田尻町、泉南市にまたがる関西国際空港が開港し、関西と世界の空を結んでいる泉佐野市(いずみさのし)。
内陸との連絡橋やターミナルは泉佐野市にあり、空港の玄関口となっています。内陸側は大阪府の副都心「りんくうタウン」として大規模な開発が進み、高さ256.1㍍を誇る「りんくうゲートタワービル」、大型アウトレットモール「りんくうプレミアム・アウトレット」、白い小石を敷き詰めた「りんくうマーブルビーチ」、観覧車、鉄道、高速道路などが整備されました。しかし、バブル崩壊で暗転。2004年に「財政非常事態宣言」を発令、2012年には前代未聞の「泉佐野市」の命名権(ネーミングライツ)売却を検討するなど苦境に立たされました。
「泉州タオル」で知られるタオルのまちで、日本のタオル生産量の約50%を占め、「東洋のマンチェスター」とも称されます。
泉佐野市と泉南市で田尻町を、泉佐野市と貝塚市で熊取町を挟むような形で市域があります。
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