和泉国の国府(政治の中心地)の港(国津)であったことに由来する泉大津市(いずみおおつし)。
「和泉」ではなく「泉」とした理由は隣の和泉町(現・和泉市)と紛らわしかったため、「大津」ではなく「泉大津」とした理由は滋賀県大津市が既に存在したため。市制施行は1942年で、旧国名を冠して市名の重複を避けた初めての自治体となりました。
繊維産業で栄え、明治以降は毛布のまちとして発展。現在も国内産毛布シェアは9割を誇ります。堺市、高石市にまたがる堺泉北臨海工業地帯に属しています。
臨海部では再開発が進み、「泉大津マリーナ」や釣りを楽しめる施設、カラフルな外装が印象的なマンション群「セントハーバーシティ」などがあります。
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