ハッピーセト!瀬戸市(せとし)は瀬戸物のまちです。日本の食卓に欠かせない皿や茶碗のことを「瀬戸物」と呼びますが、そのルーツは瀬戸市にあります。はじまりは平安時代と実に1000年以上もさかのぼり、日本の陶磁器づくりをリードしてきました。粘度が高く、白くて塗りにも優れた粘土が多く産出されたことが発展の理由です。「瀬戸蔵セラミックプラザ」などが入居する「瀬戸蔵」、「愛知県陶磁美術館」などの観光施設のほか、窯道具を積み上げてつくられた「窯垣の小径」など風情あるまちなみが楽しむことができ、まちあるきにもピッタリです。
地上デジタル放送の開始に合わせて2003年に建設された「瀬戸デジタルタワー」。電波塔としては東京タワーに次ぐ高さ245㍍を誇り、まちのシンボルの1つとなっています。瀬戸市のおかげで愛知県民は地上デジタル放送を観ることができるわけですが、残念ながら展望台などの観光施設がなく、そのありがたみを知る機会はそれほど多くありません。
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