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執筆者の写真うらのりょうた

燕市~金属洋食器のまち~

更新日:2022年2月25日

燕市(つばめし)は新潟県のほぼ中央に位置するまちです。「燕三条」という言葉がものづくりの代名詞になっているように、隣接する新潟県三条市とともに工業が盛んで、まちのいたるところに工場があります。


ものづくりが始まったのは江戸時代初期。当時は農業のまちでしたが、五十嵐川の氾濫により度々大きな被害が出ていたそうです。そこで、江戸から釘鍛冶職人を招致し、農業の副業として寺社仏閣に用いられる和釘の生産を始め、明治時代以降は一大工業都市として発展を遂げました。


今でも、三重県伊勢市の伊勢神宮に和釘を納めるなど高度な技術が受け継がれています。燕市は特に金属洋食器が有名。

気軽に工業製品に触れたり購入することができる燕三条地場産センター

出前を注文する職人の要望に応えて燕背脂ラーメンが誕生し、こちらも名物になっています。ラーメン激戦区の新潟県内でも個人的に1番美味しいと感じるガッツリ系。コテコテの魚介系背脂スープと太麺が空腹を満たします。

燕市の福来亭さんで修行を積んだ長岡市の安福亭さん

特におすすめしたい場所は気軽に工業製品に触れたり購入することができる「道の駅燕三条地場産センター」です。


工業製品はもちろんですが、お土産として面白いのがスワローズグッズ。燕市はその名前が縁で2011年から東京ヤクルトスワローズと連携・交流をしています。私も燕市産コシヒカリが入った「こめかん」と新潟県のお米と水だけで作った「つば九郎焼酎」を購入しました。こめかんはお土産にジャストサイズ。

お土産にちょうどよくデザインも可愛い「こめかん」

こちらはつば九郎焼酎

工業都市なので、駅前を中心に建物は多いまちでした。JR燕三条駅は新幹線も停まります。この日は快晴でした。ちなみに、私が訪れた翌23日は三条市で40.4度を記録し、北陸地方観測史上初の40度超えとなりました。また、8月下旬の40度超えは国内観測史上初でした。歩いているだけで汗が止まりませんでした。

快晴のJR燕三条駅




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