最大の見どころ:田丸城【最後に訪れた日20170403】
玉城町(たまきちょう)は田丸城の城下町です。田丸城は室町時代に伊勢国司となった北畠氏によって築城されました。戦国時代には織田氏の伊勢支配の拠点となりました。しかし、明治維新の際に取り壊されてしまいました。その代わりに敷地内には玉城町役場や、保育所、中学校といった公共施設が建てられました。現在でも石垣や堀は残っており、観光地となっています。春には桜が咲き誇り、「さくらまつり」が開催されます。まだ残っている堀が綺麗で、ライトアップされた夜桜と石垣のコントラストは美しいです。城内に立ち並んでいる現代建築は景観を損ねてしまっており、もったいないと感じたと同時に、新旧建築が融合することで生まれる斬新さはおもしろいなと感じました。天守閣へと続く坂を上り制服で登校する中学生たち。在学中は何も思わない生徒でも、大人になると青春時代の思い出になりそうであり、とても趣深いです。
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