温泉地の数が日本一多い都道府県である北海道の中でも、特に有名なのが登別市(のぼりべつし)の登別温泉です。その魅力は何と言っても泉質の多さ。
「夢元さぎり湯」は源泉掛け流しで2つの泉質を用意。白濁の湯と硫黄臭が登別屈指の名湯であることを物語ります。お風呂の底には砂のようにザラザラとした細かい白い粒子である湯の花が堆積しており、肌に塗るとすべすべになりますが、体や衣類への臭い移りには注意。
温泉街の近くにあり、硫黄の匂いと白い湯気が立ち込める「地獄谷」も是非訪れたい観光スポットです。
地獄谷が由来となって温泉街にはたくさんの鬼や金棒が置いてあります。
地獄谷から少し歩けば日和山の水蒸気爆発によって形成された「大湯沼」、「天然足湯」などもあります(私が訪れた際はスズメバチの巣が発見されたため、天然足湯までの道が通行止めでした)。
そのほか「登別伊達時代村」「のぼりべつクマ牧場」「登別マリンパークニクス(水族館)」など観光地のイメージが強い登別市ですが、西側の室蘭市から市街地が続いており、幌別地区は「都会だな」と感じたほどです。
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