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執筆者の写真うらのりょうた

破格!6000円台&手ぶらで弾丸スキー行ってきた【長野県山ノ内町】

更新日:2023年7月3日

手ぶらでスキーに行きたい!でも、交通費に加えてリフト券やスキーウェアなどをレンタルすると出費が…と悩んでいると、雪国出身の会社の後輩から耳を疑う言葉が。「交通費込みで1万円以下で行けますよ」。



その名は「オリオンツアー」(ビッグホリデーというのもあるらしい)。長野や新潟を中心に日本全国90カ所以上のスキー場、200ヶ所以上の宿泊施設からスノボ・スキーバスツアーやマイカープランを予約できるそう。


早速サイトを見てみると、確かに日本全国のゲレンデに10000円以下でいけるプランがいくつか出てきます。

オリオンツアーのサイトから

ツアータイプは「朝発バス日帰り」「夜発バス日帰り」「朝発バス宿泊」「夜発バス宿泊」の中から選択。


朝発バス日帰りコースは早朝にゲレンデへ出発して、夕方にゲレンデから帰るプラン。少しバタバタしそうですが、1日休みがあれば行くことができ、ゲレンデにも5時間ほど滞在できるので、十分といえば十分です。私は友人と休みが1日しか合わせられなかったので、関東の朝発バス日帰りコースを選択。


いくつかゲレンデを選べる中で、私の目に止まったのが長野県山ノ内町の北志賀小丸山スキー場。

オリオンツアーのサイトから

日帰りスキーの料金はリフト券付で6400円から。探せばもっと安いプランも出てきますが、北志賀小丸山スキー場で特筆すべきなのがレンタル料金の安さ。500円でカービングスキーセットかボードセット、レンタルウェア、グローブ、ゴーグル、帽子を用意してくれます。さらに、レディースサイズレンタルは追加料金なしでおしゃれウェアに。たったの6900円で予約をすることができました。レンタル貸出の際に、物損免責補償料としてボードセット又はスキーセット1日500円、ウェア1日500円がかかるようですが、それでも破格です。


東京駅八重洲南口にある鍛冶橋駐車場に朝6時20分に集合し、6時40分にバスは出発。5分前の集合厳守です。バスは全席USBポート完備でゆったりできるシート。まだ早朝だったため、眠ろうかと思っていましたが、車内はウインタースポーツを楽しもうという熱気で大盛り上がり。

乗車したバス

バスは都内を走り、池袋に立ち寄った後、関越自動車道の練馬ICから高速道路に乗り長野県を目指します。


途中、埼玉県東松山市の高坂SA、長野県東御市の東部湯の丸SAでそれぞれ20分ほど休憩。東部湯の丸SAでは旅情に負けて群馬県安中市に本社を置く「荻野屋」さんの名物駅弁「峠の釜めし」を購入。お昼ご飯にします。

高坂SA


群馬県藤岡市の藤岡JCTから上信越自動車道に入ったバスは八風山トンネル(はっぷうさんトンネル)を抜け長野県へ。トンネルの全長は約4㌔、標高932㍍はNEXCO東日本の最高地点です。抜けると雪景色かと思えばそれほどでもなく、長野県中野市の信州中野ICで降りても少し積もってる程度。しかし、中野市の市街地を抜け標高が上がるにつれて雪の壁もグングン高くなり、すっかり車窓は雪景色に。


そして、11時30分にゲレンデに到着。


長野県山ノ内町北志賀の雄大な北斜面に位置する北志賀小丸山スキー場は広いゲレンデと最高の雪質に恵まれた初心者から上級者まで楽しめるスキー場です。


山麓の初級者向けコースは広々しており安心。リフトで中腹に上がると中級、上級者向けのコースがあります。初心者は利用できませんが、パークにはレールやハーフパイプ、ジャンプ台も設置されています。また、ゲレンデ内には神社も。


オススメは中腹の「パノラマコース」。適度に起伏がありスキーやボードを楽しむことができるだけでなく、遠くのまちなみを一望できるため気持ちよく滑降できます。

パノラマコース

楽しい時間はあっという間に過ぎ、集合時間の17時に。バスは17時10分に出発してすぐに「信州フルーツランド」に立ち寄ります。小腹が空いたので唐揚げ棒と長野県名物の野沢菜入りのおやきを購入。唐揚げは夕方限定と書かれ、その時間に合わせて駐車場には次々と大型バスが入ってくることからバス会社と提携している可能性もありそうです。

信州フルーツランド

21時50分に東京駅に到着。丸の内のイルミネーションが綺麗でした。

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