その美しい形から会津富士と称される、福島県のシンボル「磐梯山(ばんだいさん)」。
磐梯山の火山活動は日本屈指の雄大な自然や絶景を生み出しました。
5万年前の大噴火では表磐梯(現在の磐梯町、猪苗代町側)の「猪苗代湖」を創造したと考えられています。
近代に入ってからも噴火は起きています。1888年の大噴火は裏磐梯(現在の北塩原村側)のまちを呑み込み、多くの死者を出すなど甚大な被害をもたらしました。しかし、その自然の脅威によって、磐梯高原や五色沼、桧原湖といった美しい光景が新たに出現しました。噴火後しばらくは荒れ果てた土地でしたが、現在はリゾート地となっており、ドライブコースとして人気の「磐梯吾妻スカイライン」などが整備されています。
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